呼吸法について その3  はっこうだより
 


 しっかり気持ちよく吐ききることの効能の中に、職場や学び舎、集いの場でも気持ちのよい挨拶の掛け合いこそ、呼吸合わせによるよりよいコミュニティー作りに結びつくものと思われます。
発声は、甲状腺の裏に走行する反回神経の支配で行われ、その大本は癒しやリラクゼーションに関与する副交感神経ということです。
 そこで、 黙々と緊張して真面目に仕事をするばかりをいいとするよりも、明るく声を掛け合いながら、時には鼻歌や歌声などでリズムをとりながら、単調な苦役を乗り越えることの方がもっといいはずです。古来より農民・漁民・山人などの民謡歌はその意味で生活の知恵の産物と云えます。
 現代はカラオケなどにも発展していますが、野外や森林などで散歩しながらアカペラで歌うなどは、見直されるグリーンウォーキング(緑を楽しんで歩く)健康法ともなります。
 

  
八光整骨グループ代表 仲矢 良

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