次のことは瞑想法として捉えて下さい。 呼気は陰側(体の屈筋群・四肢含めてすべて)の足裏の指先から邪気のすべてをお腹を経て、首の前面と顔面・額のきわ、手掌から各指先へと体外に出し切りながら、清浄化した体内の60兆の細胞に大地の無限の母なるエネルギーをすみずみまで無心に引き入れんと瞑想します。 大地由来の生命の根源ははかり知れません。 私が天と地らしきものを意識した最初の思い出は、今考えると3歳の頃、実母が亡くなった晩のことだったと思います。夜空の星をみながら、立っている足元の地の底が果てしなくぬけていくような、深い恐ろしい体験でした。 これは思うに、すべての生きとし生けるものの母なる大地を肌で感じた瞬間だったのではないかと思います。そして荘厳なる父なる天があって、その天と地の陰陽がそろった大自然の一部として、一粒の人間それぞれの種がその中で生きて、大輪の花とその実、と考えると自ずと生き方らしきものが見えて来そうです。
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