息を吐くという意味あいの言葉は、息吹く、息を吹きかえす、息を抜く、息を延(の)ぶる、息を掛ける、溜息をつくなどがあって、吸気については息を継ぐ、息をのむ、息を張る、息を引きとるなどがあります。
そこで、吐く方の共通したニュアンスはやすらぎと安心などを想起させ、生理的には副交感神経系であり、吸う方に共通したものは概ね緊張を想起させ、生理的には交感神経系の働きを示しています。普段の言葉の中に既に深い意味があったりしますね。
　

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